水溶性さび止め剤
製品名 | |||
キレスライト W-1 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 0.99~1.01(20℃) | 7.5~9.5(5%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、臭気がない。金属への親和性もよく、鉄鋼、鋳鉄、アルミニウム、錫の金属表面に撥水性の薄い皮膜を形成して防錆する。皮膜は塗料の密着性を阻害せず、除去は弱アルカリ脱脂や有機溶剤で容易に行える。 | |||
使用方法 | |||
一時防錆には鉄鋼は1~3wt%、鋳鉄は2wt%以上の水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト W-7L | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.26~1.30(20℃) | 8.3~10.3(1%) | 鉄 |
特長 | |||
亜硝酸塩を主成分とし、臭気、泡立ち性がない。鉄鋼、鋳鉄部品の一時防錆、水圧テスト時の防錆、自動車・船舶用冷却水の防錆強化に用いる。(pH6以下の酸性側では使用できない) | |||
使用方法 | |||
鉄鋼には0.1wt%、鋳鉄には1~2wt%水溶液とする。洗浄工程、水圧テストには0.1~0.3wt%、内燃機関の冷却水には2wt%とC.V.I.を併用する。 |
製品名 | |||
キレスライト W-16B | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色液体 | 1.04~1.08(20℃) | 6.0~8.0(1%) | 鉄 |
特長 | |||
有機酸塩を主成分とし、臭気がなく、泡立ち性がなく、リン、アミン、窒素分を含有せず、pHが中性で取り扱いが容易。鉄鋼、鋳鉄の防錆・防食に効果を示す。エマルション、ラテックス、水溶性塗料や接着剤のフラッシュラスト防止、部品の水洗工程や一時防錆、スプレー製品の充填缶内部の腐食・さび防止にも使用できる。 | |||
使用方法 | |||
水溶性塗料、接着剤には樹脂量に対して1~3wt%添加する。一時防錆には水で1~4wt%に希釈する。 |
製品名 | |||
キレスライト W-222 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡赤色または淡黄色または褐色液体 | 1.09~1.13(20℃) | 7.4~8.4(1%) | 鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、泡立ち性が少なく、消泡性を有している。硬水安定性に優れ、鋳鉄・鉄鋼に低濃度で効果を発揮する。パラターシャリブチル安息香酸、亜硝酸塩、リン化合物、ほう素化合物を含有しない。 | |||
使用方法 | |||
鉄鋼には0.1wt%、鋳鉄には1.5wt%以上の水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト W-300 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.20~1.24(20℃) | 9.6~10.6(1%) | 鉄 |
特長 | |||
亜硝酸塩を主成分とし、臭気がなく、泡立ち性がなく、低濃度で効果を発揮する。鉄鋼、鋳鉄部品の加工途中の一時防錆や酸洗い後の防錆、水圧テスト、乾燥前の洗浄防錆に用いる。鉄鋼を0.5wt%で処理したものは室内で1~2週間程度の防錆が可能。2wt%では鋳鉄の重ね合わせ試験に合格する。 | |||
使用方法 | |||
水洗工程、一時防錆には0.5~1wt%水溶液とする。水圧テストや水中保管には0.1~0.3wt%とする。酸洗後の中和防錆には本剤にキレストPを10wt%を添加したものを1~2wt%水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト W-310 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.185~1.205(20℃) | 10.1~11.1(5%) | 鉄 |
特長 | |||
亜硝酸塩を主成分とし、泡立ち性がなく、水に任意に溶解する。鉄鋼、鋳鉄部品の一時防錆、中和液への防錆性の付与、化成処理後の洗浄防錆に効果を発揮する。金属表面に形成される薄い防錆皮膜は金属光沢、色目や塗料の密着性を阻害しない。 | |||
使用方法 | |||
鉄鋼部品の一時防錆には水で0.3~3wt%に希釈、鋳鉄は0.5wt%以上とする。酸洗後の中和防錆には苛性アルカリに3~5wt%添加、水圧テストは0.1~0.5wt%、リン酸皮膜後の洗浄防錆は0.2~0.3wt%水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト W-410 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色液体 | 1.065~1.105(20℃) | 7.7~8.7(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
脂肪酸塩を主成分とし、鉄鋼・鋳鉄・銅・銅合金・亜鉛に対して20~80℃において安定した効果を示し、鉄さびやスケール等の分散性に優れ、これらの付着を防止する。泡立ち性が少なく、ハンドリング性に優れている。亜硝酸・リン・アミン・重金属を使用していない。 | |||
使用方法 | |||
空調用密閉式冷温水系の水に添加する。保有水量に対して初期使用では2,000ppm、連続運転時は500ppm以上、継続運転時は1,000ppm以上の濃度を保持する。機械部品等の一時防錆には、1~3wt%水溶液とする。エマルション・ラテックス・水溶性塗料・接着剤等のフラッシュラストの防止には、樹脂量に対して1~3wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト WS-410 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.08~1.12(20℃) | 7.9~8.5(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
脂肪酸塩を主成分とし、鉄鋼・鋳鉄・銅・銅合金・亜鉛に対して優れた効果を発揮する。防腐防カビ性能を有しており、菌の異常発生等によるバグフィルター等のつまりを低減する。20~80℃において安定した効果を示し、鉄さびやスケール等の分散性に優れ、これらの付着を防止する。泡立ち性が少なく、ハンドリング性に優れている。亜硝酸・リン・アミン・重金属を使用していない。 | |||
使用方法 | |||
空調用密閉式冷温水系の水に添加する。保有水量に対して0.4~2wt%添加する。機械部品等の加工途中や洗浄後の一時防錆には、2~6wt%水溶液として浸漬する。エマルション・ラテックス・水溶性塗料・接着剤等のフラッシュラストの防止には、樹脂量に対して2~6wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト W-511 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色または淡赤色液体 | 1.06~1.10(20℃) | 6.6~8.6(1%) | 鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、鉄鋼・鋳鉄に効果を発揮する。亜硝酸塩、リン化合物、ほう素化合物、パラターシャリーブチル安息香酸を使用していない。 | |||
使用方法 | |||
鉄鋼では0.2wt%、鋳鉄では1.5wt%以上の水溶液とする。水溶性加工油の防錆強化には10~20wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト W-530 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または褐色液体 | 1.06~1.10(20℃) | 6.8~7.8(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、水、アルコール、グリコール類に易溶。鉄鋼、鋳鉄、銅、黄銅、亜鉛、アルミニウムの金属表面には粘性のない化学吸着皮膜を形成してさび・変色を防止する。泡立ち性が少なく、消泡性と洗浄力を有している。 | |||
使用方法 | |||
冷却水や洗浄防錆には0.1wt%以上の水溶液とする。水圧テストは0.2wt%以上とする。ソルブル、セミケミカル型の切削、研削剤の防錆・防食・変色防止には加工油剤に対して10~20wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト W-610 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡赤色又は淡黄色又は黄色液体 | 0.98~1.05(20℃) | 9.6~10.8(1%) | 鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、鉄鋼、鋳鉄に対する防錆力に優れ、気相防錆力もあり液相、界面部、気相部共に防錆できる。MEA、DEA、TEA非含有。 | |||
使用方法 | |||
鉄鋼の防錆には0.2wt%以上、鋳鉄の防錆には1wt%以上の水溶液とする。水溶性加工油の防錆強化には5~15wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト W-903 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
白色または微黄色粉末 | ー | 8.5~9.5(5%) | 鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、鉄鋼、鋳鉄に効果を発揮する。また、電子材料部品の磁性樹脂の一時防錆として効果を発揮する。原液で使用するため、希釈水を準備する必要が無く、希釈できない環境での使用に適している。 | |||
使用方法 | |||
原液で使用する。 |
製品名 | |||
キレスライト WC-A | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
白色または微黄色粉末 | ー | 8.5~9.5(5%) | 鉄 |
特長 | |||
亜硝酸塩を主成分とし、泡立ち性がなく、鉄鋼の防錆に優れる。繊維壁材に混入している金属分や塗工下地の鉄鋼金属金具から派生するさびを施工時、施工後共に防止する。ポバール、CMC糊料、酢酸ビニル系、アクリル系エマルション糊料、接着剤の施工時のフラッシュラスト防止や部品の水洗工程、一時防錆、水圧テスト時の防錆にも用いられる。 | |||
使用方法 | |||
繊維壁材一坪分に対して15g添加する。エマルション塗料にはpHを6以上に調整後、0.5~1wt%添加する。鉄鋼部品の一時防錆は水で0.2~2wt%に希釈する。水圧テストは海水量に対して300ppm、真水は15ppmを添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト WC-B | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色液体 | 1.34~1.38(20℃) | 3.1~4.1(1%) | 鉄 |
特長 | |||
無機酸アミン塩を主成分とし、鉄鋼、鋳鉄の金属表面に化学的な薄い皮膜を形成して防錆する。酢酸ビニル系エマルション塗料、接着剤の施工時のフラッシュラスト防止や部品の一時防錆に用いる。 | |||
使用方法 | |||
酢酸ビニル系エマルション量に対して1~2wt%添加する。(水で倍量に希釈後添加すると混合が容易) |
製品名 | |||
キレスライト WC-L | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
黄色または褐色液体 | 1.15~1.17(20℃) | 8.0~9.0(1%) | 鉄 |
特長 | |||
亜硝酸塩を主成分とし、臭気がなく、泡立ち性がなく、水、アルコールに澄明に溶解する。鉄鋼、鋳鉄の金属表面に薄い化学吸着皮膜を形成して防錆する。部品の一時防錆やアクリル系エマルション塗料、接着剤の施工時のフラッシュラスト防止に優れる。 | |||
使用方法 | |||
アクリルエマルションの樹脂量に対して2wt%添加する。一時防錆には水で0.2~2wt%水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト WF-1 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.17~1.23(20℃) | 7.0~10.0(1%) | 鉄 |
特長 | |||
工業原料を使用しているが食品添加物公定書に収載されている成分で構成されており、臭気がなく、泡立ちがなく、鉄鋼、錫めっき鋼、ティンフリー鋼等の接触型の防錆紙が製造できる。 | |||
使用方法 | |||
防錆紙の加工には10~15g/㎡を含浸する。水溶性の一時防錆剤として使用する場合は水で0.1~0.5wt%に希釈する。 |
製品名 | |||
キレスライト WK-4 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
黄色または褐色粘性液体 | ー | 8.9~10.9(1%) | 鉄 |
特長 | |||
脂肪酸アミン塩を主成分とし、鉄鋼・鋳鉄に効果を発揮する。水、極性溶剤、非イオン界面活性剤、脂肪酸、石油スルホネート(Na)に溶解する。金属表面に潤滑性、防錆性に優れた吸着皮膜を形成し防錆する。泡立ち性は少なく、短時間で消泡し、硬水を用いて希釈しても濁らない。 | |||
使用方法 | |||
ソルブル型やエマルション型の切削、研削油の調合には10~25wt%を添加する。一時防錆には軟鋼は0.1wt%、鋳鉄は0.5wt%以上の水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト WK-5 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
褐色液体 | 1.00~1.04(20℃) | 9.0~10.0(2%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
脂肪酸アミン塩を主成分とし、金属表面に撥水性の薄い皮膜を形成し、防錆する。 | |||
使用方法 | |||
脱イオン水に希釈して使用する。鉄鋼の場合、1wt%以上、銅、黄銅、アルミニウム、亜鉛の場合は0.5wt%以上の水溶液とする。ニッケルメッキ後の一時防錆には2wt%水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト WR-5 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または褐色液体 | 0.97~1.01(20℃) | 9.2~10.2(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
脂肪酸アミン塩を主成分とし、鉄鋼、鋳鉄、アルミニウム、錫の金属表面に撥水性の薄い皮膜を形成し、付着水を金属面から離脱させる。酸洗、めっき、水洗後の工程に使用すると水切り作業、乾燥作業が容易となる。 | |||
使用方法 | |||
脱イオン水または水道水で0.5wt%に希釈して常温で約1分浸漬後、水洗または湯洗する。 |
製品名 | |||
キレスライト WR-6 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
黄色または褐色液体 | 0.96~1.00(20℃) | 7.6~8.6(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
脂肪酸アミン塩を主成分とし、鉄鋼、鋳鉄、アルミニウム、錫の金属表面に撥水性の薄い皮膜を形成し、付着水を金属面から離脱させる。アルカリ脱脂、めっき、水洗後の工程に使用すると水切り作業、乾燥作業が容易となる。 | |||
使用方法 | |||
脱イオン水または水道水で0.5wt%に希釈して常温で約30秒浸漬後、水洗または湯洗する。 |
製品名 | |||
ラジエースF-2 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色液体 | 1.23~1.27(20℃) | 7.8~8.8(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
エチレングリコール系不凍液用防錆剤の調合に用いる。アミン、亜硝酸塩を含有していない。本剤:4.5%、NaMBT:0.2%、BT (TT):0.3%、エチレングリコール:95%の処方品はJIS-K-2234の防錆力試験に合格するLLC用の防錆剤になる。 | |||
使用方法 | |||
不凍液に添加した段階で1wt%、pH:8.1~8.3になるように調合する。(pH調整はリン酸、苛性カリを使用する) |
製品名 | |||
ラジエースL-3 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄褐色液体 | 1.20~1.24(20℃) | 7.2~8.2(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
無機酸アミン塩を主成分とし、鉄鋼、鋳鉄、アルミニウム合金の金属表面に粘性のない薄い皮膜を形成して防錆する。泡立ち性がなく、80℃以上の長時間の加温でも液安定性に優れる。 | |||
使用方法 | |||
冷却水には2~4wt%添加する。水溶性防錆剤として使用する場合、鉄鋼は0.1~0.2wt%、鋳鉄・アルミニウム合金は0.3~0.4wt%水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト CV | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.09~1.11(20℃) | 7.7~8.7(5%) | 非鉄 |
特長 | |||
銅・銅合金・アルミニウムに効果を発揮する。泡立ち性がなく、水に任意に溶解する。特に、冷却水系の銅の腐食抑制には、低濃度で効果を発揮する。水・アルコール・グリコール・ケトンに可溶、ケロシン・トルエン・トリクレンには不溶。 | |||
使用方法 | |||
自動車の不凍液やLLCタイプの冷却水には、0.05~0.2wt%添加する。水溶性の切削剤・研削剤の防錆強化には、0.05~0.1wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト CW | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 0.99~1.01(20℃) | 6.0~8.0(1%) | 非鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、水、アルコール、グリコール類に溶解し、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、めっき品の金属表面に化学吸着による撥水性の薄い皮膜を形成して変色を防止する。電気・電子部品、装飾品、箔、粉末金属の金属光沢、色目を損なわない。 | |||
使用方法 | |||
水で0.1~1wt%に希釈して60~90℃で1~5分浸漬、水洗する。 |
製品名 | |||
キレスライト WZ-7 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.06~1.10(20℃) | 8.4~9.4(1%) | 非鉄 |
特長 | |||
芳香族窒素化合物を主成分とし、泡立ち性がなく、水に任意に溶解し、酸性の水溶液においても0.1wt%程度溶解し、銅・銅合金の製品、部品、箔の変色防止に効果を発揮する。特に金属加工油等に添加すると優れた効果を発揮する。 | |||
使用方法 | |||
水溶性の切削剤、研削剤の防錆強化には0.05~1wt%添加する。水溶性の金属加工油原液に1~2wt%添加すると、金属加工設備に加工油が飛び散った場合でも金属部分の変色・腐食を防止できる。 |
製品名 | |||
C.V.I. リキッド4 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色液体 | 1.02~1.06(20℃) | 3.7~6.7(5%) | 非鉄 |
特長 | |||
芳香族窒素化合物を主成分とし、水、アルコール、グリコール類に可溶。銅、銅合金、アルミニウムの金属表面に透明でベタツキのない薄い皮膜を形成して変色・腐食を防止する。泡立ち性がなく、電気・電子部品、粉末金属、箔、装飾品、めっき品に効果を示す。 | |||
使用方法 | |||
変色防止には水で0.5~2wt%に希釈して常温で1~5分浸漬、水洗、乾燥する。冷却水の防食には5~20ppm添加する。 |
製品名 | |||
C.V.I.BW-10 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色液体 | 1.02~1.06(20℃) | 3.4~6.4(5%) | 非鉄 |
特長 | |||
ベンゾトリアゾール高濃度溶解製品で、水に瞬時に溶解する。溶解安定性が高く、金属石鹸等の沈殿を生じない。水、アルコール、グリコールに可溶、ケロシン、トルエン、トリクレンには不溶で、Ca、Fe、Na、K含有量が1ppm以下である。 | |||
使用方法 | |||
変色防止には水で0.5~2wt%に希釈して常温で1~5分浸漬、水洗、乾燥する。 |
製品名 | |||
キレスライト MG-6 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
黄褐色または褐色液体 | 0.96~1.00(20℃) | 8.8~9.8(1%) | 非鉄 |
特長 | |||
有機リン酸エステルを主成分とし、マグネシウム合金、アルミニウム合金の金属表面に撥水性の薄い皮膜を形成して変色・腐食を防止する。浸漬処理温度を60℃にすると強固な皮膜ができる。 | |||
使用方法 | |||
変色防止には水で0.1~0.5wt%に希釈する。水溶性加工油剤には0.5~3wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト AL-2 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.04~1.08(20℃) | 6.7~7.7(2%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、リン酸、亜硝酸塩は含有していない。アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄鋼、鋳鉄のさび・変色防止に効果を発揮する。泡立ち性がなく、潤滑性と洗浄性を有している。 | |||
使用方法 | |||
一時防錆には水で2wt%以上に希釈する。水溶性加工油剤の変色防止強化には1~10wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト AL-3 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または微黄色液体 | 1.00~1.04(20℃) | 7.7~8.7(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
有機リン酸エステルを主成分とし、アルミニウム、アルミニウム合金の金属表面に撥水性の薄い皮膜を形成して変色を防止する。 | |||
使用方法 | |||
水で1wt%以上に希釈して1分程度浸漬する。 |
製品名 | |||
キレスライト AL-5 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡赤色または淡黄色または褐色液体 | 1.19~1.23(20℃) | 7.1~8.1(1%) | 非鉄 |
特長 | |||
無機酸アミン塩を主成分とし、アルミニウム、アルミニウム合金表面に化学的に薄い透明な皮膜を形成して変色・腐食を防止する。 | |||
使用方法 | |||
変色防止には水で0.1~1wt%に希釈して浸漬する。水溶性切削剤、研削剤の変色防止強化には2.5~5wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト AL-52 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色液体 | 1.11~1.15(20℃) | 6.0~7.0(1%) | 非鉄 |
特長 | |||
無機酸塩を主成分とし、アミンフリーの成分で構成され、アルミニウム・アルミニウム合金等に優れた効果を発揮する。 | |||
使用方法 | |||
アルミニウム部品を熱水(90℃以上)に浸漬する場合、使用水の硬度によって濃度を調整する。 軟水(全硬度0ppm)の場合には0.05~0.2wt%、硬水(全硬度50ppm)の場合には0.3~1.0wt%、硬水(全硬度100ppm)の場合には0.6~2.0wt%。 |
製品名 | |||
キレスライト ALF | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または黄色液体 | 1.21~1.25(20℃) | 7.1~8.1(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
工業原料を使用しているが食品添加物公定書に収載されている成分で構成されており、アルミニウム、アルミニウム合金部品・めっき品や鉄鋼のさび・変色・腐食防止に効果を示す。金属表面には金属光沢、色目を損なわない、ベタツキのない薄い皮膜を形成する。 | |||
使用方法 | |||
アルミニウムの変色・腐食防止には水で0.1~1wt%に希釈、鉄鋼には0.5wt%以上の水溶液とする。 |
製品名 | |||
キレスライト WZ-2 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 0.99~1.03(20℃) | 8.0~9.0(2%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
有機酸アミン塩を主成分とし、亜鉛、亜鉛合金、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄鋼の表面に撥水性の化学吸着皮膜を形成してさび・変色を防止する。特に溶融亜鉛めっき、亜鉛ダイキャスト品に優れた効果を発揮する。 | |||
使用方法 | |||
水で2wt%以上に希釈して常温で1~2分浸漬、乾燥する。70~80℃に加温すると迅速に皮膜が形成される。 |
製品名 | |||
キレスライト WZ-5 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.02~1.04(20℃) | 8.3~9.3(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
脂肪酸アミン塩を主成分とし、水に透明に溶解し、泡立ち性がなく、亜鉛、銅、鉄鋼のさび・変色を防止する。 | |||
使用方法 | |||
水で0.1~0.5wt%に希釈する。水溶性加工油剤の変色防止強化には1wt%以上添加する。 |
製品名 | |||
キレスライト WZ-6 | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 1.09~1.13(20℃) | 7.5~8.5(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
脂肪酸アミン塩を主成分とし、リン酸塩、亜硝酸塩を含有せず、泡立ち性がなく、亜鉛、アルミニウム、銅、銅合金、鉄鋼のさび・変色を防止する。 | |||
使用方法 | |||
水で1wt%以上の水溶液とする。水溶性の切削剤、研削剤の防錆強化には0.05~1wt%添加する。 |