腐食抑制剤・安定剤
製品名 | |||
キレスビット 10AL | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色液体 | 0.99(70℃) | 9.7(1%) | 非鉄 |
特長 | |||
アルミニウム・アルミニウム合金等の塩酸酸洗時に腐食抑制を発揮する。水素ガスの発生が少なくなり、酸霧の発生が抑制され、作業環境、作業能率の向上に役立つ。 | |||
使用方法 | |||
塩酸の酸洗液に対し0.1~3wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット 12B | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または褐色液体 | 1.00~1.04(20℃) | 7.0~9.0(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
鋼・銅の金属表面に撥水性の吸着皮膜を形成し、金属の溶出を防止する。鋼・銅が共存する場合、しばしば起こる溶解した鉄イオンによる地金銅の溶出や銅イオンによる鉄表面がめっきされるようなトラブルを防止することが出来る。 | |||
使用方法 | |||
有機酸または有機系キレート剤に対して6~10wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット 12G | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 0.99~1.03(20℃) | ー | 鉄 |
特長 | |||
クエン酸など有機酸を使用した洗浄剤に添加する腐食抑制剤。鉄鋼に対して優れた腐食抑制効果を発揮する。 | |||
使用方法 | |||
有機酸の液に対して0.1~1wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット 16G | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 0.99~1.03(20℃) | ー | 鉄 |
特長 | |||
鉄鋼の硫酸酸洗時に腐食抑制効果を発揮する。低起泡性で酸霧の発生が少なく、酸濃度、温度変化の安定性にも優れ、ピッティング、ブリスター、スマット、水素脆性を防止する。第一鉄イオンが増加してきても酸腐食抑制の低下もなく、きれいな金属面が得られる。 | |||
使用方法 | |||
硫酸の酸洗液に対して0.05~0.1wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット 17H | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 0.99~1.03(20℃) | ー | 鉄 |
特長 | |||
鉄鋼の塩酸酸洗時に腐食抑制効果を発揮し、ピッティング、ブリスター、スマット、水素脆化、酸霧の発生を防止する。 | |||
使用方法 | |||
塩酸の酸洗液に対して0.05~0.1wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット 17M | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 0.99~1.03(20℃) | ー | 鉄 |
特長 | |||
鉄鋼の塩酸酸洗時に腐食抑制効果を発揮し、ピッティング、ブリスター、スマット、水素脆化、酸霧の発生を防止する。 | |||
使用方法 | |||
塩酸の酸洗液に対して0.05~0.1wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット 20G | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
淡黄色または黄色液体 | 0.99~1.03(20℃) | ー | 鉄 |
特長 | |||
グリコール酸を使用した洗浄剤に添加する腐食抑制剤。鉄鋼に対して優れた腐食抑制効果を発揮する。 | |||
使用方法 | |||
グリコール酸(70wt%)の液に対して0.5~1.0wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット AL | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
無色または淡黄色液体 | 1.02~1.06(20℃) | 1.4~2.4(5%) | 非鉄 |
特長 | |||
アルミニウムを苛性ソーダ水溶液中で洗浄する時のアルカリによるアルミニウムの腐食を抑制する。カルシウムイオンが存在することによって腐食抑制効果がさらに向上する。 | |||
使用方法 | |||
1%苛性ソーダ水溶液の場合は0.1wt%添加する。(アルカリ濃度により使用量は異なるので予め確認を要する) |
製品名 | |||
キレスビット ZN | |||
外観 | 比重 | pH | 対象金属 |
黄色または褐色液体 | 1.05(20℃) | 8.0(1%) | 鉄・非鉄 |
特長 | |||
塩酸用腐食抑制剤で、特に、鉄鋼と亜鉛が接触したガルバニック状態での亜鉛の腐食を抑制することにより、水素ガスの発生が少なくなり、酸霧の発生が抑制され、作業環境、作業能率の向上に役立つ。 | |||
使用方法 | |||
鉄鋼部品のみを酸洗する場合は、塩酸の酸洗液に対し0.05~0.2wt%添加する。亜鉛が鉄鋼部品に接触した状態のガルバニック腐食を抑制する場合は、0.3~1wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット C-4 | |||
外観 | 比重 | pH | |
無色または微黄色液体 | 1.06~1.10(20℃) | 4.7~6.7(1%) | |
特長 | |||
銅、銅合金の過酸化水素・硫酸系の化学研磨液中の過酸化水素の分解を抑制する。酸性から中性の範囲内で高濃度の銅イオンの存在下においても研磨安定性の低下を防止できる。 | |||
使用方法 | |||
化学研磨液(硫酸16%・過酸化水素3%)の建浴時に全液量に対して本剤を0.3~0.5wt%添加する。過酸化水素を追加する場合は、過酸化水素(35%)の重量に対して本剤を3~5wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット D | |||
外観 | 比重 | pH | |
無色または微黄色液体 | 1.16~1.20(20℃) | 1.5~2.5(1%) | |
特長 | |||
過酸化水素の分解を抑制する。酸性側での金属イオンによる分解、50℃以上での抑制効果にも優れる。使用原料は医薬部外品原料規格2021に適合した成分で構成されている。 | |||
使用方法 | |||
過酸化水素重量に対して2~4wt%添加する。 |
製品名 | |||
キレスビット SH-700 | |||
外観 | 比重 | pH | |
無色または淡黄色液体 | 1.09(20℃) | 11.4(1%) | |
特長 | |||
主に食品添加物公定書に収載されている成分で構成されている。溶液中に存在する重金属イオンによって、次亜塩素酸ソーダが分解されるのを抑制する安定剤。 | |||
使用方法 | |||
次亜塩素酸ソーダの溶液に対して0.05~1wt%添加する。 |